他にはない商品をリーズナブルな価格で ~創業53年のバッグ・スーツケース専門店の思い~
DATE今回のSTORYは、昭和43年に創業された、神戸三ノ宮センター街にあるバッグ専門店「マルダイ」様。こちらの店舗では10年以上LEGEND WALKER(レジェンドウォーカー、以下LW)のスーツケースを取り扱い続け、商品への愛情と丁寧な接客で地域住民に愛されてきました。
長年LWのスーツケースと関わってきた中で感じた、商品・ブランドの特徴、そして接客の際のこだわりについて、専務の大内さんにお話を伺いました。
――いつ頃からLWの商品を取り扱い始めましたか?また当初のお客様の反応は?
LWのスーツケースを取り扱い始めて10年以上経ちます。マルダイは元々昭和43年に祖父が創業したボタン屋でしたが、十数年前、母がレディースバッグを仕入れ、ボタン以外のモノも販売し始めました。当時スーツケースはまだスポーツ店、道具屋さんなどでしか販売されておらず、その頃はバッグ売り場に数点置いて、通りかかりのお客様にスーツケースも売っているのだということをアピールしていました。
当初はKPシリーズを置いていましたが、スーツケースでもファッションアイテムに見えると好評をいただき、徐々に認知度も広まっていきました。スーツケースを求めていらっしゃるお客様も増え、売り場の割合も増やしました。今でもLWのスーツケースのみを陳列しています。
店内はスーツケースを手前で陳列すると同時に、在庫分も取り出しやすいよう店頭に並べる。大内専務が自ら考えた置き方でスーツケースの取り出しが簡単!
――なぜ沢山のスーツケースブランドがある中、LWのみに絞ったのでしょうか?
私にとって、LWは高品質でリーズナブルな価格を実現している数少ないブランドだからです。他ブランドの商品にはない機能を搭載しているにもかかわらず、競争力がある価格を提示していて、デザインとモノづくりに精通し、コストと機能のバランスを考え尽くしているからこそ実現できるのだと感じています。例えば5208Malibuは、拡張蝶番、ストッパー、段階キャリーバーにフロントオープンもあって、この価格(Sサイズ\16,280、Mサイズ\18,480)。5月の展示会に参加できなかったので、こんなにいいモノだと知らずに9月に仕入れたらびっくりしました。早速売れましたので追加発注しています。
また、スーツケースで一番大事なのはキャスターと持ち手(キャリーバー)だと私は思っています。価格競争力を維持しながら、長期間使っても壊れない、大事な所はケチらないように作られている点が脱帽ですね。
――毎月こちらの店舗でものすごい数が売れていますが、その秘訣を教えていただけますか?
秘訣は、丁寧な接客で、お客様にそれぞれの商品の機能や使い方をしっかりとお伝えすることでしょうか。やはり、お客様がスーツケースを購入するのに店舗に足を運ぶ理由は、選び方に迷っていたり、直接使い方の説明を受けたいからだと思います。LWは機能性が高い商品が多いので、しっかり機能や使い方を説明することによって、お客様にその良さを分かって頂き、商品それぞれのメリットを実感していただきやすくなります。様々な価格帯の商品があるので、それぞれの「価値」をしっかり提示した上で選んでいただくことができるんです。
――丁寧な接客によりお客様は満足し、お店も長期にわたって信頼されますね!お客様はどのような方が多いのでしょうか?
三ノ宮駅前の商店街なので、様々な人が通りかかります。外国人も多いですよ!そして一度うちで買ったら家族や友人にも紹介してくれて、今はリピーターも多いです。ですので、うちはこのコロナ禍でも大きいサイズやアルミケースなど、様々な方に対応できるよう豊富なラインナップを用意しています。海外旅行以外の用途でスーツケースを使う場面もありますからね。
――そうですね。海外旅行には行けない時期ではありますが、ビジネスでの海外転勤や外国からの帰国、国内での帰省など、スーツケースの出番はまだまだ多いですね。本日はありがとうございました!
今回は、十数年間LEGEND WALKER(レジェンドウォーカー)の商品を徹底的に理解していただき、専門販売していただいている神戸三ノ宮のマルダイ様にお話を伺いました。大内専務の丁寧な接客方法からは、ブランドへの愛情と信頼をひしひしと感じました。メーカーとしても販売店と消費者の期待を超えられるよう、これからもリーズナブルかつ高パフォーマンスな商品の開発に挑戦し続けます。
インタビュー:斉 真希
ライター:藤井 麻未