~コスパ旅を知らないなんてもったいない!人として成長できる旅を多くの人に~ 旅系YouTuber・トトさんのストーリー
DATE今回は、 国内外の「コスパ旅」をコンセプトに、様々な旅のコツやお役立ち情報を発信している旅系YouTuberトトさんのストーリー。
トトさんのチャンネルでは、キレイ事だけじゃない旅の現実、よくある旅の苦労談なども交えたタメになる旅情報が満載です。今回はそんなトトさんに、旅好きになったきっかけ、コスパ旅とは、影響を受けた国など様々な旅のエッセンスを語ってもらいました。
人として成長できる旅を多くの人に伝えたい ~トトさんのストーリー~
現在はIT業界で働かれているとのことですが、それまでには何かされていたのですか?
高校を卒業後、2年間ほど海外をあちこち旅していました。そんな中で思ったのが、インテリアデザインを学びたいということ。元々インテリアが好きだったのですが、自分の中で「何か人と違うことがしたい」という思いがずっとありました。なので、皆と同じように日本の大学に進学するのではなく、海外に渡ってインテリアデザインを学ぼうと思ったんですね。
そして、ある雑誌の気に入ったデザインがベルギーのものだったので、ベルギーへ渡ることにしたんです。帰国してみると、日本ではちょうどライブドアなどITベンチャーが流行り出した時。結局仕事としてはIT業界へ足を踏み入れることになったのですが、海外でデザインを学んだことは今の仕事にも活かされています。
なるほど、海外でデザインを学んだことは今の仕事に繋がっているということですね。
そうですね、現在は新規事業立ち上げのプロデューサーとしてIT業界で仕事をしていますが、サイトのデザインだったり、イメージやロゴ、カラーだったり、様々なアイデアを出さなければならないという部分で、海外でデザインを学んだことが活きていると感じています。
YouTubeやSNSでの旅情報の発信は、本業とは離れたところでされているのですか?
そうですね、あくまで仕事とは別に、趣味として発信しています。時間やお金など、本業をやりくりして旅に出ているという感じですね。
海外にも沢山旅されていますが、海外に興味をもちはじめたきっかけは?
高校時代から好きだったサッカーがきっかけです。サッカーの番組や雑誌で様々な国のチームを知ると、自ずと好きなチームの所属する国がどんなところか、調べてみたくなったんです。イタリアのユヴェントス(トリノ)、イギリスのマンチェスターシティー(マンチェスター)などが好きでしたが、こういったサッカーチームを調べていくうちに、海外に対してどんどん興味が湧いていったんです。チーム名で覚えているので、人があまり知らないマイナーな都市名なんかも頭に入っていたりして。
海外旅行が好きになったきっかけは?
初めての海外旅行は小学生の頃、親に連れられて訪れたドイツなのですが、この頃はまだ幼く、能動的に海外旅行を楽しんだという訳ではありませんでした。海外旅行自体を面白いなと思ったのは、やはりサッカーがきっかけでした。日本代表が初めてフランス開催のW杯に出場したときフランスに、その後日韓共同開催で韓国へ行きました。この時はじめて、触れたことのないものに触れ、日本との違いを体感することに楽しみを見出したのです。色んなことを知っていく積み重ねが楽しくて、今度はどの国に行こうか、と考えるようになりました。
海外旅行をするようになって、何かご自身に変化はありましたか?
実は僕、これまでは自分が思った事が正しくて、人のいうことをあまり聞かない性格だったんです。通信簿にも書かれたくらい(笑)。自分の意見と真逆のことを言われると、すぐ腹を立てていたんですね。でも、海外で未経験のことに触れていく中で、これまでの自分の考えや価値観とは全く異なることがあるのだと思い知らされました。自分の中での当たり前が異文化では当たり前じゃない。そういった体験を通じて自然と丸くなっていきました。人として成長できたんじゃないかなと思っています。
YouTubeで情報発信をしようと思ったきっかけは?
もともとは旅の前にグルメが好きで、友人たちには「歩く食べログ」と言われていました(笑)。自分の足で歩いて、ネット情報に頼らず美味しい店を見つける。その情報を発信する場としてYouTubeを始めたのがきっかけです。自分の見つけた情報が、誰かの役に立ったり喜んでもらえたり、そういったことに魅力を感じていたんですね。旅に関しても同じです。偽善かもしれませんが、そこに収益化は求めていなくて。実際に役立った、タメになったと言ってもらえることが純粋にうれしくてやっています。
YouTubeのコンセプトについて教えてください。
コンセプトは身の丈に合った「コスパ旅」です。海外旅行というと、どうしてもお金が無いと行けないイメージがあります。でも、それでブレーキがかかるのはもったいない。お金があれば、飛行機はビジネスクラスで、高級ホテルに泊まって・・・ってできるのは当たり前ですよね。クオリティーの高い旅ができるのは当たり前。でも、実際はそんなことができる人ばかりじゃない。そうじゃなくて、お金をかけなくても良い旅はできる。お金がないから諦めるのではなくて、身の丈に合ったコスパの良い旅ってできるんだよ、ということを知ってもらいたいんです。実際には、安くても良いホテルに泊まったり、質を落とさず海外に行ける術があるということを、僕のYouTubeを見ることで知ってもらえれば嬉しいですね。
トトさんのチャンネルでは、旅のキラキラした部分だけではなく、現実に即した旅の情報を伝えてくれている気がします。
旅系YouTuberは他にもたくさんいて、誰もが憧れるようなキラキラした旅を発信されている方々もたくさんいます。でも、僕はそういったステキなカッコイイ旅というよりも、旅に出た時に誰もがぶつかるような苦労談や、不格好で現実的な部分もどんどん発信して、旅するハードルを下げてもらいたい。例えば、英語が喋れなくても海外で旅をする術など、僕のチャンネルを通じて、誰もが身の丈に合った旅ができることを知って欲しいと思っています。
これまで訪れた中で、良かった国はどこでしょうか?
良かった国は色々あるのですが、衝撃というか、僕の人生観に大きな影響を及ぼした国は、20年ほど前に訪れたブラジルです。やはり日本と比べてブラジルは治安の面でかなり気を使いました。当たり前のように路上で犯罪が行われていたりするんです。ブラジル人が、同じブラジル人に強盗をしたりということは普通に行われている。そして驚いたのが、そんな犯罪が行われている側で子供たちが無邪気に遊んでいたりするんです。まさに善と悪が共存している。これには衝撃を受けましたね。
最悪な環境下で、楽しそうに遊ぶ子供たち、繰り返す日常。こういった光景に出会って、人の幸せってなんだろう?と自問自答するようになりました。どんな環境下でも、幸せや楽しみを見出す方法はあるのかもしれない。逆に、自分が幸せでも、苦しい思いをしている人がどこかにいる。当たり前のように善と悪、苦と楽が共存している環境を見て、どんな時も人の気持ちを考えて行動しなければいけないな、と思いました。
LWを購入した経緯を教えてください。
今回、タイ旅行の途中でスーツケースが壊れてしまいました。次に何を買おうかなと思ったとき、10年前に使っていたLWのスーツケースを思い出したんです。 その当時はLWだと意識せず使っていたのですが、シンプルながら凄く使いやすくて丈夫でした。とても長くもった印象があり、ロゴを見て今回その時と同じブランドだと思ったんです。イメージがとても良かったので、LWに決めました。
5509-57マットネイビーを選んだ理由は何でしょうか?
デザインを学んでいたこともあって、スーツケース選びでもデザイン性は重要視します。5509-57はボディーと内装との統一感や、カジュアルさと大人っぽさが共存したネイビーの色味、デザインが理想的でした。
また、かつて旅先でファスナーを壊された経験があるので、防犯上フレームタイプというのもポイントでした。東南アジアによく行きますが、道が狭かったり舗装されていなかったりするので、キャスターのスムーズさは重要。Wホイールで、動かしやすいのは決め手です。総じて、デザイン性、機能性、コスパが抜群です。
ありがとうございます。トトさんの「コスパの良い旅」というコンセプトと、当社のスーツケースの、機能性とデザイン性があり、お手頃な価格で買うことができるコスパの良さを目指しているところに共通点があるのかなと思いました。
その他、欲しい機能などありましたら教えてください。
統一感という意味では、スーツケースに合わせてピッタリ収まるパッキングポーチがセットになっているといいなと思います。それから、部屋にスーツケースを保管しておく時に役立つキャスターカバーも、できればスーツケースのホイールに合わせたものがセットであると良い。別売りで買うと、微妙にホイールのサイズと合わなかったりして、すぐ脱げてしまったりするんですよね。
おわりに
今回は、「コスパ旅」を発信する旅系YouTuberトトさんのストーリーをご紹介しました。 旅とは、新たな自分に出会い、成長できるもの。また異文化を経験することで、これまでの人生観に影響を及ぼすものでもあります。トトさん流「コスパ旅」は、人として成長できる旅のきっかけを様々な人に与えてくれること間違いありません。さて、行きたい場所が決まったら、お気に入りのスーツケースと共にいざ出掛けましょう!
インタビュー:齊藤伴
ライター:藤井麻未